4月3日(日)ひとり筑波山

きのうは、ひとりで筑波山に行く。市営第3駐車場に9時到着のはずだったけど、30分くらい遅くなった。9時にしたのは、あまり早いと山道が凍っているかもしれないと思ったから。ひとりだから集合時間がない。自分でどうとでもなるとどこかで思っていて、時間にルーズになり朝早く起きなかった。駐車場には車がたくさん停まっていて、あと3台しか空いていなかった。セーフ。
筑波山神社にお参りして、登山口9時53分に登り始める。道は凍っていなかった。よく踏まれるところに水たまりができていて、踏まざるを得ないと、ぐちゃっと、思ったより靴が泥水に沈んだ。たまに上から指二本分くらいの氷の塊が落ちてきた。木の枝に残っていたやつだ。
自分のペースで登る。抜いてもらったり、先を譲ってもらったり。10人くらいや数人のグループや単独の男性や家族連れと一緒になったりすれ違った。混んでいたと思う。女性が3歳くらいの女児をおぶって登っていたのには驚いた。女性と女児と女性の両親とお見受けしたグループだった。すごいボッカトレーニングだ。

私は、白雲橋コースから女体山頂――御幸ヶ原――男体山山頂――御幸ヶ原コースで下山のルートだ。
御幸ヶ原で昼食をとる。バーナーの火が使えるエリアが杭と紐で囲まれて限定されていた。その中で、男性も女性も一人でお湯を沸かしてカップヌードルを食べている人が多かった。男性3人で3つのバーナーで、肉やウインナーを焼いたり焼きそばを食べている、いかにも登山をよくしそうなグル-プもいた。足慣らしだろうなあ。もちろん、御幸ヶ原へはケーブルカーですっと来られるので、軽装の小さい子を連れた家族も多く、立ち並ぶ店を利用していた。店のほうから「おうどん、おうどん」と年配の男性の声が聞こえた。「ほら、うどん」私の隣に座った家族連れのお母さんが言い、中学生くらいの男子が取りに行った。
私はベンチに座った。スープジャーの、作り置き冷凍ミートソースを温めてチーズをかけたものと、おにぎり2つを食べ、山専ボトルのお湯で粉末味噌汁とスティックミルクティーを溶かして飲んだ。
上りは標準のペースで、下りは13分オーバーだった。下りは上りよりも混んでいたけど、まあ、こんなものだ。下るとき、ずっと膝を曲げていようとしたけど、太ももの筋肉が体勢を維持できなくなりそうになって、休みを入れた。石の上に足を乗せるのが滑りそうで、おっかなびっくり上半身も緊張した。
帰途、運転中に眠くなってコンビニでソフトクリーム、Wコーン濃旨ミルクを買って食べる。乳脂肪分と糖分が体に滲み込むのがわかった。元気になったしおいしかった。桜並木を通った。桜が満開で水色の空に薄ピンクがちりばめられる。春の配色だ。桜祭りで屋台が出ていて、そこは渋滞していた。