9月19日(月・祝)ライアン・ガンダー展

きのうは、12時に初台駅の改札でTさんと待ち合わせて、まずお昼、と、東京オペラシティの地下1、1階に行き、フロアガイドで確認し、グルっと食べられるところを見てみたが、ちょうどお昼時で何人か入り口で待っている。ほんとにどこでもいいわよ、と何度か言うTさんに、ここは?と聞いたら、入ったことないからいいわ、と決まり、サブウェイにした。Tさんは注文したサンドイッチと飲み物を載せたトレイを持ってテーブルまで来た。こんなに聞かれなくてももう決まったのでいいからって言いたくなっちゃう、と、笑った。

前会った川村はいつでしたっけ。と言うと、暑かった?とうっすらとした答え。これまでい忙しかったんだなと思う。 

ライアンガンダー展は、過去の巨匠の美術作品の形に、気づきやユーモアを織り込んだもののようだ。それは、こういうのに思いをいたしてなかったでしょ、という感じだ。観るほうに視点を促す、ぽちっとくっつけるんじゃなくて、見るほうの欠落をいぶす、小穴があいているのをわからせるようなものかもしれない。

「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵あ作品」の展示方法が面白かった。展示の部屋を幅の広い廊下と見立てたのか、右の壁に作品を掛け、左の壁に右の壁の作品の枠線だけしるしてそこに作者名と作品名のカードを張り付ける。作品と枠線は向かい合っている。鏡の構造と言ってもいいかもしれない。

 

一通り観て、エクセルシオールでTさんとお茶して帰った。