1月19日(金)「夜明け前」拾い読み

きのうは、午前中モスバーガー、からのサイゼリア。15時半ころ店を出て、買い物して帰る。

目途だけ立った。

夜、藤村の「夜明け前」を拾い読みする。史実を虚構に編みこむ。

「大黒屋日記」などを資料として、個人を超えた歴史を描こうとした、と解説で安岡章太郎が書いている。
名所図会の文体を踏襲して、「逆に作者の個性や体臭のようなものを行間から発散させているのである。」

面白いのは、文体の力が主か。

 

小説は、過去と相性がいい。「だった」「でした」語るのは過去のこと。過去ばかり考えるくせはよくないなあ、と思っているところ。

これからのこと、予想や意思は、「だろう」「しよう」。未来は詩と相性がいい?