1月16日(火)本の装丁・造本

きのうは、午前中、冬用タイヤに交換に行く。そのあと、モスバーガー。昼からは家にいた。

本棚に在った昭和文学全集2(小学館)を手に取る。島崎藤村徳田秋聲泉鏡花正宗白鳥。天金、布クロス、箱入りで豪華。3段組み。紙が変色していなくて読みやすい。全集でもこの第2巻しか持っていない。1987年12月の新刊案内が入っているから、たぶん無理して定価で買ったものだ。

本、特に文庫本は年数がたつと、紙が変色して字が見えづらかったり、昔の字は小さかったり行間字間が狭かったりして読みにくいもの多いと思っていたのに、この本はそういうことがなく、しかも天金がいい。今まで装丁・造本には関心がなかったけど、愛でる心を誘うものだと気が付く。