9月15日(火)曲名カードの夢 

 きのうは、夕方モスバーガーにいった。

 きのう、高校生の時の感覚をぼんやり思い返してみたら、まんまと夢に出た。音楽の時間で、クラシック音楽を鑑賞をする。交響曲じゃなくて、弦楽四重奏曲とかミサ曲とか、渋い短い曲を10曲近く。一曲一曲感想をカードに書いて提出する。カードは、黄味がかった紙でまわりに賞状のような模様の入ったもの。聞く前に曲名と作曲者名を自分のカードに書いておかなくちゃならなくて、そうしないと感想を書く時間が足りなくなる。一枚に一曲、曲名と作曲者名の書かれたカードが、隣から隣へ手渡しで回ってくる。おのおのそれを自分のカードに控える。曲名カードが回ってきても、わたしは曲名を控えることができない。たまっていく。隣の人が曲名カードに手を伸ばして持っていきそうになる。前の席の男子に引き留めてもらうのだか、その男子が何か言う、というところで夢は終わった。男子の制服は、学生服。曲名も書けてないのに感想が書けるのかな、と思っているわたくし。

改めてこう記すと、なんでか書かない、なんでか書けないことの反映になっていると気が付く。高校のころのこだわりのないやり取りを思い出していたんだけど。こだわりのなさも、未分化というか子供だったということだな。

 

「美しいものーーー表象、欲望、メタモルフォーゼ」樫村晴香、群像10月号、が素晴らしい。