4月20日(火)「失われた時を求めて13」筆写

きのうは、サイゼリアに行って、筆写して過ごした。「失われた時を求めて13 見出された時 1」プルースト作 吉川一義訳 岩波文庫。しおりは、お手拭きの紙が入っていた薄いプラ製の包みと文庫の帯。スマホとペンケースでページを押さえた。ペーパーウエイトがあった方がいいかも。

まえにも書いたけど、「失われた時を求めて」は、この13巻から読み始めた。人物相関図を自分で作りはしたが、この巻から読み始めても充分わかるように註が充実している。14巻で完結した。14巻までの「総索引」が付いている。

過去を語るとき、過去は現在においてイキイキとしている。個人の心象としては過去も現在も同様だ。時間の経過でどうなるかだけわかっている。過去を現在において述懐もできる。

いや、やっぱり、書かれたひとつひとつがいい。