きのうは、昼前からモスバーガーに行って、モスバーガーをたべる。群像９月号
メモ
３５２ページ「アガンベンのコロナ発言とズレ」高桑和巳
―――だが、「死者が葬儀を受ける権利を奪われてしまう」という文言のもたらすわかりやすい衝撃が受け止められるにあたって通俗的な人間愛が安易な緩衝材となってしまい、そのことから結局は、主権批判の当否を云々することが公衆に対して阻まれてしまうのではないかという懸念を強く持っている。
―――アガンベンの発言の中核は主権批判――ここでは具体的には、この災厄を機に主権国家の例外化措置が火事場泥棒的に拡大するという診断（葬儀禁止云々はその一つの現われにすぎない）――に存するが、日本では例外化が展開されるにあたって、他ならぬその情緒が不可欠な操作子となっているとおぼしいからである。
抜き出すと、論が伝わらない。私のメモだ。
「香港陥落」松浦寿輝もよかった。滋味豊か。
