8月11日(火)五竜山荘

 きのうは、五竜山荘まで来た。
 夜1時に我が家まで車が来てくれた。外環道の新倉PAで二台が合流して、10人そろう。男性を各車3人に配置するため席替え。男性陣は3時間ごと交代で運転をしてくれる。

06時40分ごろ白馬五竜スキー場のゴンドラまえ、エスカルプラザに到着。8人おりて車二台で八方尾根スキー場の八方ゴンドラリフト八方駅のそばの駐車場に向かい、一台置いて、帰ってくる。7時から五竜ゴンドラリフトが動く。
07時10分エスカルプラザ、発 ゴンドラリフトに乗る
07時25分アルプス平駅、着 トイレ、体操 07時40分発
08時05分地蔵の頭、着 08時09分発
08時32分お花畑を過ぎたところ、着 08時35分発
09時06分一ノ背髪、着。09時12分発
09時18分二ノ背髪、通過
09時30分小遠見山分岐、通過。
09時58分中遠見山、着。10時10分発
10時50分大遠見山、着。
10時55分大遠見山から200m離れたところ、着。11時00分発。
11時25分西遠見山、通過。
11時48分西遠見山から600m離れたところ、着。12時00分発
13時48分五竜山荘、着。

地蔵の頭から五竜山荘まで、5時間39分。

山荘に着いたら、女子4人は同じ部屋で、8畳くらい?。定員は16人か22人くらい、部屋の入り口に書いてあった。じゃあ10畳くらいだったかな。コロナで、定員をかなり減らしている。
登っているときは、マスク替わりにもなるヤケーヌを装着。山荘ではマスクを装着する。

五竜岳山頂へはこの後すぐ登ってしまうか、明日の朝にするか話し合い、希望者が今日登り、明日の朝も全員で登ることになった。往復2時間の行程。男性4人くらいが登りに行ったらしい。
私は体を休めるため、布団に横になる。ちょっと眠る。山頂組が帰ってきた。外のベンチや食堂でビールを飲む人もいたらしい。
17時過ぎに起き上がり、山荘の外に出たら、ブロッケン現象が起こっていた。山荘は尾根に立っていて、日が沈み始めていた。光が、尾根の西側から水平に近い角度で射し、東側はガス(雲)が白く動いていた。日を背にして、ガス(雲)側を見ると、下方の連なる山頂の上、白いガス(雲〉を背景にして、虹色の丸の中に私の影が映っている。私のシルエットに虹の後光が差しているような像だ。山々の上で、夕日が作る足の長い私の影の上半身が、虹の丸の中にある。手を挙げると、像も手を挙げる。そして、隣に人がいても、隣の人の像は見えないし、私も、隣人の像には入ってないらしい。邪魔しない、ひとり一人、自分の像しか見えない。虹色の外輪の大きさやら、像の濃さやら、ガスの様子でちょっとずつ見え方が変わる。
 数枚写真を撮ったら山荘の仲間に伝えようと思っていたが、4枚撮ったところでうごめく白いガスの濃さが変わり、白いのがなくなってしまい、像が消えた。現象が終わったのだ。
 部屋に戻ると一人しかいない。現象のことを話すと、その人は見に行った。その人もブロッケン現象を体験できたとあとで聞いた。夕方、なんどか起こったらしい。