6月10日(木)表現される現在 ゼロイスト vol.12

きのうは、ギャラリイKにグループ展を見に行った。「表現される現在 ゼロイストvol.12,2020…+1」

  同窓であり、ほぼグループのメンバーは変わらない。続けるのはすごいこと。それぞれ洗練されてきている感じだ。なかでは、宇留野さんの作品が結構好き。薄さが好み。精密さと自由なところをどうやっていくのか。ゴールを決めて作るとつまらないでしょうし、ゴールから逆算して精密にやらないと大きく作れないでしょうし。古賀さんは支持体で形を作って、しかし乗せたいくつもの立方体に隙間があって、意思と透明感のような印象があった。川村さんは手堅い感じ。写真の作品。自ら描かないことと平面へのこだわりを進ませている。金さんは痛々しい感じがいいのかな。でも、すだれ(紗?)はなぜだろう。大事にしたいのか。菅谷さんは、今回は批判に傾きすぎだと思ったけど、これは私の嗜好だ。松本さんは、血の通ってない感じがなんだろうと思わせる。

I氏がいた。あとから作家のS氏がいらした。