4月23日(土)義父帰る

きのうは午前中は子ども部屋の布団を干して事務仕事。午後はバイト。

夕方、バイト中にT夫から、おじいさんが亡くなったと電話があった。T夫は東京に行っていて、他にも寄ってから帰るという。え、今から帰ったらと言ったが、葬儀社へは電話しておくし、施設できれいにしたりいろいろあるから、寄ってからでいい、ということだ。義弟も向かうし近くに住む義姉もいる。バイトを少し早めに終わらせて帰ると、家にはだれもいない。用意しておいた布団をとる。お茶の用意をする。T夫は外で食べてくるというので、夕食を作っていなかった。食べようと思っていた冷蔵庫の中の残り物を温めて食べる。
ほどなく、T夫と義弟と葬儀社の人が二人来た。T夫と義弟が段ボール箱2箱運び込んだ。おじいさんがお世話になった施設の部屋にあったものだ。義弟に、残念ですね、と言ったら、いえ、もう、分かっていたことですからと言った。葬儀社の一人は白い布に包まれたお琴のような形状を、軽そうに抱えて運び、布団で布を解いた。もともと痩せてはいたが、あんなに軽くなっちゃった。私は二部屋離れて見ていた。白い布はシーツより大きいサイズで、敷布団の上を覆った。おじいさんの胴の上に3.4コ包みを置いて、掛け布団を掛けた。もう一人は、段ボール箱を運び、中から組み立て式の机とお膳が出てきて、枕元に置かれ、線香立てやろうそくやお鈴などが置かれた。
義弟は近くにいてセットされるのを見ていた。希望どおり家に帰らせることができて、満ち足りているかもしれないし、とにかく見守ろうという感じだろうか。足を崩して座っていて、畳をなでたりしていた。そこは、おじいさんたちが食べ物をこぼしたりしてしみになっていたのを、私が拭いてこすってきれいにしたところだ。
葬儀社の人が帰った。義弟もお茶を飲んでから、帰っていった。