4月22日(金)父の遺品着く、掃除、T夫の従弟夫妻

きのうは父の遺品の引き取りで、頼んだ赤帽の車が10時前には家に荷物を載せて来た。K子の家から。

運転手兼作業員は、20代後半くらいで背が高くてミシッと肉付きのいい人だ。もの静かで一歩引いていて体全体が薄い透明なバリアに覆われているような感じだ。

似たような印象の人を一人知っている。その彼は、たまに実力を見せようとする。そういう時はへえっと思う。見た感じ静かなのに、芯では色々思っていて熱いものがあるらしい。彼と話したりするときの私の勝手な心づもりだ。

さて運転手さん。一緒に本棚を運ぶ際、重いですよ、と彼は言った。ほんと、重い。車から降ろして玄関を入りすぐの居間に運ぶのに5.6メートくらいだったが、息が荒くなってしまった。

あとの荷物の段ボール4箱は、駐車場の奥の私の作業机に置く。開けて中の物を見てみる。隙間なくうまーく収まっていた。K子は梱包うまいな。

居間のサッシの桟をセスキできれいにする。縁台にワックスを塗る。
米を取りにT夫の従弟夫妻が来た。食パン専門店の食パン2斤、チーズとチョコの2種をいただいた。従弟は「タケノコを掘らしてくれ」とT夫に頼んでいたそうだ。二人とも持参の長靴に履き替えて、T夫が案内して山の方に行った。家になにもないから作ったレモン寒天が冷めきれないうちに帰ってきた。20分くらいか。こんな太いのが生えていたよ、と両手の平で直径25センチくらいのわっかを作ってT夫が言った。あらよかったですね、と私。今度は自分で見つけさせてくれよ、探さないとつまらない。と従弟は言った。そうかあ、T夫は笑っていた。