6月3日(木)優雅に暮らすが吉ーー犬の餌未満

きのうは、銀行に行った以外、ほとんど家にいた。

夕食は、T夫に食べたい時間を聞いて、すき焼きの準備をして、他に、ブロッコリーの煮物とジャガイモの揚げて甘みそを絡めたのとキャベツのコールスローとタケノコの味噌汁。卓上の電気コンロを出そうか、と言ったら、ガス台でいいんじゃないか、ということで、調理して出した。
T夫は「肉硬いね」と一言だけ言ってあとは無言。そりゃあ霜降りと比べたら硬いよ。でもこんなもんじゃないかな。すき焼きの味はする。と私は思うだけでやはり無言で料理を口に運ぶ。T夫は副菜にほとんど手を付けず早めに席を立って、自分の部屋に行き、そのあとすぐに、車でどこかに行った。シンクにご飯茶碗1/3ほどのご飯が捨ててあった。少しして帰ってきたT夫はすぐ風呂に入り寝室へ行った。
T夫の早寝はこの1、2か月の習慣だ。朝早く出荷するためだ。夜、車でどこかに行くのも、多分仕事がらみだとは思う。何も言わずに出て行くこともあるし、私を避けるように私の横をすり抜けて出て行くこともあるし、ちょっとひとまわりして来る、と私に断って出ることもある。
T夫は、そんなこまかいことで怒ってないよ、仕事で必要だから行っただけ、という言い訳を用意しながら怒りを表現していた。怒ってないと言いながら怒る人だ。怒っているのを察して忖度してほしいというところか。いやいや拘泥しない。わたしは優雅に暮らすが吉。