5月17日(月)古賀志の岩場へ行く

きのうは、古賀志の岩場に行った。M氏とM氏と、私の車で。我が家に集合で、各々車で来て乗り換えて出発した。家が集合場所だと、メンバー中で一番遅い時間で準備すればいいから楽だ。運転は行程の半分くらい私がして、あとは替わってもらう。
昨夜T夫に、うちが入っている自動車保険は安くて、家族しか適用されない、もし誰かに運転してもらって事故があったら、老後の資金が無くなる、もらい事故だってある、保険のことを、一緒に行く人にまず話しておくように、と言われた。私が全部運転すると心に決めた。長距離(でもないか)はあんまり得意じゃないけど、頑張る。
で、車の保険のことを、車に乗る前にお二人に話したら、M氏もM氏も、他人の車を運転しても対応する保険に入っているので、大丈夫、ということだ。よかった。

保険のことでは、T夫から、外岩に行くときは、メンバーの名前と緊急連絡先と行き先と山岳保険の保険番号と連絡先を置いておくように言われている。いつも、クリアファイルにいれて、分かるところに置いて出る。

車に乗ってしばらくして、おしゃべりの合い間に、そうだ、とM氏が触れた。僕のポーチの内ポケットに、保険のカードがありますから、なんかあったらためらわずにヘリコプターを呼んでください、日山恊の保険です。と言った。私も、ショルダーバッグの内ポケットにあります。なんかあったらヘリを呼んでください。日山恊のです。とエコーのように言う。M氏は、私はJIROです。
T夫からすれば、外岩でのクライミングは、アクセスを含めて常に危険と隣り合わせの行為と思っているのかもしれない。最大限安全に気を配るが、事故がないわけではない。だから、T夫から自動車保険と山岳保険のことを再三言われても、気持ちを新たに聞こうと思うようにしているし、一緒に外岩に行く人に山岳保険への言及があると、安全に関する意識が高いと思う。見習いたい。

8時半ごろ市営駐車場に着いた。駐車場は空いていた。岩場では、不動滝の広場に2組くらいいて、不動滝左フェイスに1組がもう登っていた。私たちも準備して、不動滝左フェイスを登る。

沙羅ちゃん 5.8 

競技会直上5.10a 1回目直上にかかったところでテンションして上まで登る。2回目も同じところでテンションし、降ろしてもらう。待っているパーティーがいなかったので、クイックドローをかけたまま、リフレッシュしたあと3回目は詰まったところは通過したが、次で足を滑らせて落ちた。またリフレッシュして、4回目、3回目で落ちたところを通過できず、テンション。そのまま上に登って、回収する。
昼前から小雨が降ってきたが、岩壁がかぶっていたのと、木々の葉のおかげで、ほとんど濡れなかった。しかし、腕の筋肉が張って回復しそうになかったし、たまに大粒の雨が降ってきて、帰りたくなった。飲んできなよ、と勧められて、予備で持っていた顆粒BCAAを飲んだら、3分ぐらいで腕が軽くなった。すごい。飲んでみるもんだ。私は山行のとき4本くらいの飲むことがある、とM氏。M氏もプロテインを溶かした水を飲んでいるみたいだし、私も登る前に1本顆粒を飲んではいたが、もう一つ飲んで、こんなに効くとは思わなかった。とはいえ、完登はならず。
ハートブレイカー 5.10c 1回目、1テンションでトップアウト。2回目、またテンションして、そのまま下りる。3回目、同じところでテンションしてトライしたが、もうヨレてできない。4回目も。

粉屋の娘さん5.8トップロープでトップアウト。

ウルトラマン・フェース5.9 敗退。ピンチができず、いろいろヨレヨレ。

ずっと左壁にいた。昼前から、5パーティーくらいやってきた。登りたいところは登れた。

5時半くらいに、引き上げる。何度トライしても完登できなかったけど、楽しかった。あれを取って次あれ取って、と思ったようには手が出ない。体が動かなかった。非力なのはそうだけど、足の力を伝えてないのかもしれない。足を置くところが悪くてバランスも悪かったのかもしれない。よくわからない。でも、考えてやってみるのは好き。考えるな感じろ、とは言われるが。

帰りに、餃子屋みんみんで、焼き餃子と水餃子を食べた。おいしかった。