6月1日(水)違う登り方、U氏のお通夜

きのうは午前中松山下体育館で、クライミング2時間。5.11bが3手くらい進む。縦長のホールドを掴むところで取れなかった。5.11cもテンションテンションで、何手か進む。5.11cはM氏もトライした。全然違う登り方で驚いた。M氏はスタティックにホールドを取りに行く。遠いと思っていたけど、手を伸ばせば取れる距離なんだ。私は勢いをつけてちょっと飛んでいた。スタティックの方が手指への負担が少なくて済む。いずれにせよ、身体全体を使う。

午後はバイト。

18時にバイトを早退して帰宅し、支度してお通夜へ。M氏が車で来てくれて一緒に向かう。印西クラックのU氏のお通夜だ。何度かお話をしたくらいでそれほど親しいわけではない。あえていえば、U氏が印西クラックに人を呼ぼうと尽力されていたことへの敬意から伺おうと思った。

弔問客は大勢いた。90人以上はいたように思う。のこぎりクラブの方が多く参列していたとM氏が言った。享年78歳、お孫さん8人。お孫さんにかこまれた写真が何枚も、部屋の入り口に展示されていた。

お焼香を終えて、自動のお茶サービス機でM氏とお湯やお茶を飲んでいたら、そこのソファに座っていた先客の方がT氏とわかり、主にⅯ氏と話をした。T氏は去年、夫人を亡くされている。T氏は、T夫人と二人で写った写真を柩に入れてもらうよう渡した、と仰って、その時目が潤んでいた。私は、きっとあちらで登っていますねえ、とか、まあ、それらしいことしか言えない。

帰りの車の中で、目がうるうるしてたね、夫人の死が相当こたえているんだね、男の人の方がショックから立ち直るのに時間がかかるのかもね、女の方は元気になるってね、待たなくていいもんね、とM氏と話した。