5月11日(火)介護認定

きのうは、午前中、同居のおじいさんの、何度目かの介護認定の認定調査員が来た。

朝、9時半に来るとT夫から聞いていて、掃除を丁寧にする。T夫はいつもどおり畑作業に出かけた。9時15分ころ義姉と義兄が来た。これからちょっとあるから、とだけ義姉は言った。約束時間すこし前に来た調査員は、地域の友人だった。まだ子供が幼稚園くらいのころ、子供を一緒に遊ばせたりしたママ友の一人だ。そう離れていない所に住んでいる。ちょっと驚いた。こういう仕事に就いていたんだ。担当のケアマネージャーさんも、ママ友の一人だ。
今回の認定は、義姉がケアマネージャーさんに要請して、ケアマネージャーさんから、T夫に連絡があった。ケアマネージャーさんは、「でも、おじいさんはしっかりなさってますよね」とT夫に言ったそうだ。
そのあと、T夫は義姉からも認定をすることを聞いたらしい。義姉は、おじいさんの週に一回のデイサービスを二回に増やしたい。認定調査は義姉が応対するから、私は同席しなくてもいいとT夫に言われてた。
3年くらい前になるか、やはり、おじいさんの介護認定の更新で、ママ友じゃない認定調査員が来た。義姉が先に来ていておじいさんと話していた。私はたまたま家にいて、その時、認定調査で人が来るなんて初耳だったけど、用事もなかったので同席した。
おじいさんは、調査員が発する質問にいくつか答えていった。歩けますか、と聞かれて、おじいさんは、実は足があまりよくない、というようなことの次に、「風呂なんか、廊下を這って風呂場まで行っているだ」と言った。私は、おー、と内心驚いた。認定の成績をおじいさんと義姉の希望通りにするため、私は、それは違いますよね、とも言わずに聞いていた。義姉は厳しい顔をして何も言わない。おじいさんが這っていると義姉が本当に思っているのかどうか、義姉の表情ではうかがい知らない。
廊下を這ったのは、おばあさんだ。亡くなる前、インフルエンザにかかったあと、洗面所まで行くのに、1週間くらい這っていた。おじいさんは3年前の認定更新の時も、今も、家の中では手すりにつかまらずに移動している。
高齢者でよく聞くのは、介護認定のとき、自分で服のボタンを留められるとか、普段できないことも、できると言ってしまう人がいるということだ。おじいさんはその逆を行く。頭はかなりしっかりしている。後日届いた認定は、義姉とおじいさんが期待したのより軽かった。塩こうじかニガリだったか重曹だったかを、とっても良いですよ、と勧めていたおちゃめな調査員も仕事はしたんだな、と思った。
今回は、ママ友調査員が来て、あらあらKさん、ご無沙汰してますなどと、挨拶したあと、私は家を出た。前からの予定があった。義姉の希望通り、重めの認定になるだろうか。

ロックランズに昼前に着く。かねてよりH氏とH氏と日程をすり合わせていた。1時間くらい登ってから、H氏とH氏とM氏も交えて話を聞く。私は事務の一部を引き継ぐ。
新しくなった壁の11aはテンションしてしまう。宿題がまたできた。15時半で帰る。連続三日登っていてかなりヨレている。明日も登る。本当は一日置きがいいのだけど。