きのうは、息子と東京スカイツリーに行ってきた。天望デッキ・天望回廊のセットの券だ。 ツリーの、人が登れる二つのわっかのうち、天望デッキは下の太い方、回廊は上の細い方。朝はまばらに雨が降っていたが、電車に乗るころは止んできて曇りになり、天望デッキに上がったら、薄い膜のような雲が流れて晴れかけていた。遠くまではかすんで見えないが、スタッフの人に教えられた方角に東京タワーが薄ーく見えた。上野の森や猿江恩賜公園らしき緑の塊がところどころと、高層マンションや日本橋方面のビルだろうか高層建物群は目印になる。北は北千住あたりで隅田川がうねる筋が面白い。荒川とで挟まれている。隅田川は南も大小のカーブを描いて、建物が立ち並ぶ街中を確固として進む。橋でアクセントをつけながら遠くまで続いていく。高いところから見ると川が一番よくわかる。特に南側や西側の足元は水路が見えて、水運に利用したのかしらと思う。
天望回廊に上がると、少し傾斜のついたところを左回りで旋回するように歩く。なるほど回廊だ。風のせいか少し揺れて迫力がある。息子は内側の手すりから手を離さなかった。高いところにいるんだ、という足元の心細さは感じた。
コロナ対策で、エスカレーターも人数を絞って乗せている。それでもお客が少ないので、待たないですぐ乗れる。
降りてきて、おみやげにエコバッグを買った。お昼にすき焼きを食べた。13時を過ぎるとだんだん混んできた。ソラマチの外に出て、ちょっと店を探してお茶を飲み、息子と別れた。
