7月29日(水)葛飾区東金町運動場スポーツクライミングセンター認定講習会

 きのうは、葛飾東金町運動場スポーツクライミングセンターの屋外クライミングウォール利用認定講習会に参加した。
 壁は、のり面、下から上までの長さが16メートル、傾斜が三段階あり高度で一律に違う。角度のほかは凸凹がなく、平らになっている。大きい張りぼてを自在につけられたりルートが固定してしまわないよう配慮されているということで、大会の開催と選手の育成が主眼だそうだ。でも一般の人向けにやさしいルートもある。今あるルートは、5.10d。11a、11b/c、11d。12aが二つ、12b、12c、12d。13b、13b/c、13c/d、13d。10台11台は、はしご登りだ。傾斜とルートの長さを加味しているらしい。講習のお話のあと、検定は実際に検定員の前で登り、ビレイをしあう。
 30人ほどがAとBの二つのグループに分かれ、Aグループが10dを、Bグループが11aを登る。私はAグループだった。自信がなかったが、登ってみると意外といけた。認定会が終わってから、リード壁もスピード壁も登っていいということで、全員が終わるのを待っていた。Bグループの知人に、11aをどうですか、と言われ、次に登るつもりですと言ったら、Bグループのビレイの人のために登ることになり、ろくにオブザベしないでトライした。意外といけた。11aのオンサイトだ。全員検定が終わって、人がばらけた。私は調子に乗って、たまたま空いてた12aにトライした。4ピンまでクリップして敗退。そらそうだ、当たり前です。12台は難しさが全然違った。
 ボルダリングは屋内施設にある。トイレを借りるので屋内に入ったら、冷房が効いていて快適だった。きのうは時たま雨がぱらつき蒸し暑かった。壁の上に屋根が少しついていて、壁の傾斜もあるので下降地点内のクライミングエリアにいれば濡れない。それ以外は芝生をはやしている最中だ。その、芝生というか牧草に見えるエリアは椅子やシートも持ち込んでいいということなので、ゆっくり休めるよう個人で工夫できる。ただし、スタッフは屋内にいて屋外を見ていないし声も聞こえないので、事故には気をつけること、と念を押された。二人しか利用していないと、二人で何とかするしかない。例えばクライマーの足にロープが絡まり逆さに宙づりになったり、あるいは、クライマーを下ろしているとき、ロープに結び目があって、それを直前になって気が付く、とか体育館では、ままあることだ。登る前の点検がとても大事だし、万が一の自己脱出法や解決方法を考えておいたほうがいいとも思う。

 リードを利用するとき、スピ―ド壁も登ることができる。屋外というくくりになっている。リード利用で料金を払い、リードをして、ボルダリングをしたくなったら、ボルダリングの料金を払えばできるという。ボルダリングは混んでいれば人数制限がかかるが、平日はそれほど混まないと私は踏んでいる。今のリードのルートだと、私の登れそうなのは梯子だから、そこで持久力をつけつつ、無理めルートにちょっと触ってムーブを学び、ボルダリングもちょっとやってみれば、最高の一日になるのではないか。