6月28日(月)副審

きのうは、幕張総合高校で、高校総体ライミング競技の副審をやらせてもらった。予選2本で成績を決める。前夜にyoutubeにデモビデオをアップして、当日は、選手はアイソレーション。選手同士の登りは見られない、という変則的なやり方。選手は5人ずつ 1グループで30分、受付・アイソレーションルーム滞在・ウォームアップ時間・競技を同じうする。2本目を登り終えた選手は、滞在することなくすぐに更衣室へそして出口へと進み会場外に出る。声援も禁止。静かだった。1、2度オーケストラの練習の楽曲が聞こえてきたりした。

柔軟性がある選手は、上半身と下半身の分離ができる。手だけで取る選手はすぐに疲れる。そおっとピタッと足を置いて、腰、手の順でホールドを取っている選手が上位に行く。ダイナミックとスタティックな登り方があるが、スタティックはこういうことか、と思った。
上位に入る選手は、無駄がない。初めて登るのに、洗練されている。いくらyoutubeを見ているとはいえ、迷いなくすすみ、足先まで注意が行き届き、クイックドローにクリップする位置も確実に決めたとおりにしている。今、書いてて思ったけど、足先まで注意を行き届かせるのは、基本なのだろう、私はできてない。

大会終了後、帰りに、ヨシキに寄った。沢靴を買おうと思ったのだが、サイズの合うのがなかった。エントリーモデルはありますか、とお店の人に聞いたら、沢靴でエントリーモデルはない、と言われた。沢登りは総合力だ、とM氏が言っていたっけ。違うM氏に店内で出会った。M氏は沢を、楽しむ方向でやっていくということだ。とりあえず私は靴と靴下とスパッツ買って、山を歩く練習もしないとな。インドアのスポーツクライミングが好きだけど、沢登りがどんなものか、体験してみたい。