きのうは午前中はイオンに行って、お買い物。
午後は家にいた。夜寝る前に夫に、机のリモコンをリモコン入れに入れておけ、ときつい顔で言われた。
二つのリモコンは、いつも居間の机の上にある。机の上にはリモコン２つとリモコン入れしかない。昨夜は、一つがリモコン入れに入っていてもう一つが入ってなくて同じ机の上にあった。リモコン入れに入ってようが、入ってなかろうが、二つのリモコンとリモコン入れは直径３0センチくらいの円内にある。大差ない。夫は一つが入ってないのが気に入らなかった。珍しく私が先に寝室に行ったので、夫が最後に居間に入った。夫が自分でリモコンをリモコン入れにいれれば済む話だと思うが、それは夫はいやなのだ。私の仕事だと思っている。
細かいことを言う夫は、きれい好きかというと、そうではない。自分の机の上は、幾層にも紙とハガキと封筒と筆記用具と胃腸薬などが重なっている。パソコンの机の上も周りも物がすぐ溜まる。パソコンの机でデスクトップのパソコンのキーボードを画面に立てかけて、キーボード分のスペースを空けて、何か紙に書く作業をしていたことがある。
枕元もしかり。照明のリモコンとエアコンのリモコンとオロナイン軟膏とニベア乳液とワセリンとバンドエイドと眼鏡と軟式テニスボールで作ったマッサージ具と時計と点鼻薬2つとリップクリーム1つと物が入った菓子箱が、60センチ×30センチくらいの中にバラバラにおいてある。以前見かねて私が置いた菓子箱の中には、正露丸と龍角散2カンと点鼻薬1つと目薬2つとムヒ2つとキンカンとあせもの薬とリップクリーム1つとサインペンと乾電池と綿棒とはさみとが置いてある。
片付けようか、と私が言うと、自分でやるからいい、と承知しない。
今回は、日々の不満をこういう形で夫にぶつけられたと感じた。
しかしながら、人が気にすることは各々違う。特に、年をとると、こだわりが強くなる。固執する。夫も固執している。私もそうかもしれない。夫の、私に2つのリモコンをリモコン入れに入れさせたい、という固執は固執として、受け止め、かわりに、夫の周辺の散らかりを自覚させることにした。
片付かないのを見ているとストレスがたまる人がいるんだということをわかってもらいたい。夫は仕事がいそがしいから、と、今まで我慢して、あまり言ってこなかった。少しずつ言うようにしようと思う。
