3月31日(日)Sさんの別荘へ

のうは、早朝に家を出て、Kさんと新宿で待ち合わせる。新松田で、先に来ていたSさんJ子さんと会い、皆でSさんの車に乗る。

道の駅ふじおやまとイオンで食料を買う。タコ焼きの鉄板があるので夜はタコ焼きに決まった。J子さんだけ数回作ったことがあるという。山中湖のSさんの別荘に12時ころ着く。

Sさんが昨日から来て水道の開栓と掃除をしていてくれた。コーヒーを淹れ、パンと果物を切って並べる。Hさんが長野県から到着する。皆で昼食を取る。

前に来たのは秋だった。Hさんは5年ぶりくらいだ。
一週間前は雪景色だったが、全然寒くない。雪は庇下に残る程度だ。敷地ははぼ苔に覆われその上にまばらに落ち葉が乗っている。柔らかい日差しで苔の緑が映える。外気温は15度くらいか。長そでTシャツ2枚とウインドブレーカーでちょうどいい。フリースジャケットや厚手のズボンなど、寒さ対策の服で荷物がふくれて、35リットルのザックにしたのだが、出番はなさそうだ。

Hさんは電子ピアノを持参した。ジムノペティなど3曲弾いたがショックを受けている。いつものピアノと全然違って、思ったようにできないそうだ。彼は3年前からピアノを始めて、ここまで弾けるようになった。すごいと思う。

テルマウント富士の風呂に入りに行く。駐車場がいっぱいだったけど、近くで一台出ていくのがあって、停められた。玄関に、今日は15時までしか日帰り湯を受け付けない、と書いてあった。15時5分前だった。

はなれの湯に入る。露天風呂からの富士山は、まぢかでくっきりしていた。陽をうけて、雪が照り映えた。今まで一番いい富士山だと思う。

 

中庭で開業60周年のイベントがあった。物販とステージだ。格安で売っていた小皿3つとワインピッチャーと綿麻のスカーフを買ってしまった。ステージはバンドと歌手がジャズを演奏した。うす青い空に飛行機雲が5,6筋、富士山の方に向かって伸びていた。紗がかかったように次第に空が白っぽくなり富士山がぼんやりしたシルエットになっていった。

風呂上がりで体の芯があたたかく、Tシャツ二枚でちょうどいい。

 

別荘に帰ってきて、材料を切り生地も作ってたこ焼き開始。最初、生地が鉄板にくっついて取れなかった。初めて使う鉄板に油が少なかったのと、生地に水分が少なかったらしい。

まずは地ビールで乾杯する。

2版?目からうまくできるようになった。油は型の底に1センチ溜まるくらい差す。

野菜スープと菜花のおひたし、紫芋の甘煮、安納芋と紫芋の焼き芋も作った。Kさんの差し入れたドイツ モーゼルワインの白も楽しむ。Hさんの電子ピアノコンサートはなかった。延々、24時まで飲む。