8月11日(木・祝)映画「わたしは最悪」を観る

きのうは、映画「わたしは最悪」を観る。すばらしい。類型じゃない。最初に決めた終わりに向かっては進まない。その場その場でまっさらにしてよく考える。主人公もそうだし、映画もそんな風に作られたのかもしれないと感じさせる。
30歳前後の女性ユリアは、やりたいことや男性を直感で選んできた。それができる実力というか才能がある。自分探し、自分とは何か、何が自分に適しているのか、を探ることを止めない。諦めない。パートナーの男性たちは、ユリアと一緒の生活を楽しむ点では十分楽しんだかもしれないが、結果的に、ユリアの探求の過程の一つになってしまった。
アクセルのセリフに感じ入った。

ユリアの顔が場面によって別人のように違って見えた。いい俳優なのだと思う。

ユリアが別れを切り出したあたりのやり取りがすごくいい。