8月26日(金)歯科検診と所有者変更届の質問

きのうは午前中は実父の遺品の所有者変更届を出すために自治体に電話して聞いたりした。
昼に歯科医院へ、半年ぶりの検診だった。若い女性の歯科衛生士さんに、歯磨きと食べる回数などの状況を聞かれ、歯ぐきのチェックと歯磨きのアドバイスもらった。続いて彼女は歯間ブラシで歯間からと、何か先が細い棒のようなもので歯の裏から白っぽいものを採取した。それをスライドガラスに置いて、上にカバーガラスを置いてはさんで、上からごしごししごいて水分を取った。何層にも重なっているのを平たくするんです、たまにやりすぎてつぶしちゃうこともありますが、と軽く笑いながら彼女は言った。彼女のアプローチは、患者を乗せて面白がらせる。やや聞き辛いことを聞いたり教えたりするから、患者との距離を詰めるというか、親しみを持ってもらうということもあるのだろう。私が言われた通りに歯間ブラシを使ったりうがいをしたりしてますと言うと、彼女は、ありがとうございますと受ける。私にとってはへんな感じだ。私自身のことなのにお礼を言われる。
彼女は、採取した一見透明なモプレパラートをちょっとあっちに持って行きますね、とどこかに持って行ったあと、歯垢を丁寧に取ってくれた。
最後に、顕微鏡で写したプレパラートの動画を見た。この歯科医院は、診察台にそれぞれモニターが付いている。だいたい予想がついて震えていたが、菌の映像だ。歯間の動画はあまり菌がなくて白いところが多かったが、歯の裏から取った動画はつながった丸っぽい影が大部分を占めていた。丸いカプセル型のが一つ、動いていた。細い紐の波型のようなものも一つ、ちょろちょろ動いていた。細い波型は厄介で、血が栄養源だという。歯茎に出血があるとブアッと一気に増えるのだそうだ。菌って生きて動いている。歯を磨くとき、あの映像がしばらく浮かぶだろう。
帰宅して、また、自治体に電話してわからないことを尋ねてみる。私の言うことを聞いて、他の例をいくつか挙げて、原理はこうだけどこう、と教えてくれた。頭の良い人なんだと感じる。

プリンターのインクを買いに行って帰ってきて、家で食べる分の夏野菜を収穫する。モロヘイヤが大量で、夕食をはさんで大鍋3杯ゆでた。