11月5日(土)直観と過程と

きのうは、9時半から松山下体育館で2時間クライミング。個人利用だ。Ⅿさんと約束していた。ほかに個人利用で、Iさん、Uさん、Oさん、Tさん、Mさん、Mさんがいた。Mさんと久しぶりだった。髪型かわったんですね、というと、これ結構前からで、ずっと会っていなかったんですね、と言われた。確かに。

 

ラインで、中川さんの作品について、写真と感想を、旧友間のトークに載せた。Mちゃんから、前の作品が変化した形なのかな、という意味の反応があって、私は、前作の再利用なのかな、という意味に捉えた。そう捉えるんじゃじゃなくて、「前作からの制作の深化でしょうか」とH君に教えられ、気がついた。そのとおりだ。Ⅿちゃんから、「(コンセプト的に)前作のかなり直接的な引用をして、前に作った作品自体が今回変化した、と見えた」ということだった。

一回一回見たまんま、その場のみ。作家の話しする意図を作品に当てはめるしかないわたし。コンセプトは同じかどうかや、前作とどこが違うか、というか、次回作、あるいは今作っている作品をどうするか、ということに直面している作家。作品を作り続けているMちゃんやHくんとの違いだ。恥ずかしい。
コンセプトと作品自体のあり方は、人それぞれだと思う。でも、実際に作った作品から何を読み取ってどこをどのように伸ばしていくか、は作り続けるのに考えるところだと推測する。見る際は、今という地点の直観だけでなく、これまでの作品作家の過程に思いを巡らせよう。