1月2日(月)初日の出、料理、掃除、コジュケイ、カニ

きのうは、6時半ころ起きて、朝食の支度をしながら、日の出を観ようと外に出た。道路に出ると木々のむこうに日が昇る。最初は雲がうすく赤くなっていて、木々の地平も黄色だった。寒くてすぐ家に入る。三回目に出たとき、雲がバラ色に映えて木々の地平も赤から黄いろになっていたが、まだ光は射さなかった。モルゲンロートだね、と独り言。次は雲がもっと広い範囲でバラ色で、日が昇っているところだった。写真に撮った。日に向かって抱負を一言いう。

午前中は、紅白なますを作りセレベスを煮る。浴室と台所の窓の桟を掃除する。午後、外岩の用意をする。昼寝をはじめたT夫を起こさないよう、音をたてないように気をつかう。そっとやるからゆっくりになる。
外から勝手口に行こうとしたら、庇の下に鳥が落ちていた。鳩より大きい茶色で頭あたりに灰色と白が見える。うわ、と思って、戻って目が覚めたけどまだ寝そべっているT夫に訴えて来てもらった。T夫はコジュケイだよ、と言い、古新聞と鋤を持ってきた。古新聞で鳥を包み裏の林に持って行った。埋めるのだ。

帰ってきた T夫は、新聞越しに持ったら、まだ暖かかった、と言った。何で死んだんだろう、鳥インフルエンザかな、と言うと、寿命とか寒さもあるよ、コジュケイはよく裏の木に留まって鳴いていたじゃないか、とT夫。鳥の声がしていたのは思い当たるが、何が何とは思って聞いていなかった。それにしても庇の下にいたとはどういうことだ。勝手口の横に柚子を10個くらい並べていたから、最後に食べに来たのだろうか。

夕食のメインは解凍したカニ。暮れにT夫は、カニ食べ放題のミステリーツアーに参加した。お替り一回は、お皿にカニ足3本だけ載せてもらえる。しかもこれくらいの細さ、と幅1センチくらいの足を指した。ほかの人はだれもお替りしないの。俺だけ何度もお替りした、と。カニに心残りがあったからか、T夫は冷凍の大きいパックを買ってきていた。