4月6日(木)山靴、節目のない4月

きのうは、朝、山行のリーダーからラインがあった。昨秋買った山靴の写真を見てもらっていたのだが、夏の残雪を登るのに適してないという。こばが付いている底の硬い靴でないと、残雪を登るのに一歩出しても滑って、少ししか進まず、すごく疲れるのだそうだ。なるほど、と納得した。そうすると、山行の参加をやめるか、新たに靴を買うか。靴は値が張る。でもとりあえず、靴を見に山道具屋に行くか、と思って、他のものを買う用事もあり、出かけた。
電車の中で思いつき、妹K子にラインで聞いてみたら、そういう靴を持っているとのこと。サイズも同じで甲高幅広も同じだった。貸してもらえる。ありがたい。この日、妹も出かけるということで、急遽、新宿で落ち合うことになった。

高田馬場バーガーキングで早めの昼食をとる。カモシカスポーツでカラビナとアウトレット売り場にあった防水ズボンを買った。

新宿の本屋に行く。そのあとタリーズで妹と落ちあう。持ってきてくれた靴を履いてみたら、ぴったりだった。さっそくリーダーに写真を送る。よかったですね、と返信があり、合格だった。

駅へ向かう道すがら妹は言った。
「皆さんお変わりありませんか」
「ありません。子らは何も言ってこないし」
「4月になっても、何も変わらず、このまま淡々と過ぎていくんだね」
「桜が咲いたとかだけだね」

妹の末子は去年就職した。子どもたちの、卒業・入学・就職という人生の節目が一通り終わり、これからは4月になっても環境に変化はないと実感したらしい。