12月16日(水)「歩く、書く、蹴る」乗代雄介『旅する練習』

きのうは、午前は体育館でクライミング。午後はバイト。

乗代雄介の『旅する練習』やっと読む。一昨日から。読み始めると、ずーっと読みたい。それで夜更かしした。そして、朝、目標の5時どころか6時半ごろ起きることになり、9時から登るのにベストコンディションではなかった。それもよい。次回11a頑張る。
「旅する練習」またもやすばらしい。「歩く、書く、蹴る」って目次にあった。小説の中の言葉だ。書く、書く。書き続ける生活。何か湧いてくるから続いている。楽しさを見出していく。自分が書いたものを読んで、それについても書く。書いた自分を書く。
 美術でも小説でも見る人や読む人は、作者の一人遊びを享受するんじゃないかな。おや面白そう、こんなことがある、一緒になってやってみるか。作者の発見を享受する。
 ありていに言えば、作者の苦労を持って良しとするところも私にはある、でも乗代氏の作品に苦労より楽しさを感じる。