12月13日(月)イチョウ当番、食器棚

きのうは朝、イチョウ当番で自治会館に7時に集合。自治会館の敷地の端に大人が二人で手を回してつなげるくらいの太さのイチョウの木がある。丈が高くなりすぎると世話が大変だから何度か切っていて、太い幹はせいぜい2階屋くらいの高さだ。何本もの細めの枝が幹から空に伸びている。枝の長さは3、4メートルくらいだろうか。
イチョウ当番は落ち葉を掃く当番なのだけど、もうほとんど葉っぱが落ちていないからすぐ終わった。前回は、前日風が吹いて葉が落ちて地面が黄色いじゅうたんだった。地区の班単位で順番に掃除当番が毎日割り当てられている。各戸一人が出る。回覧板にあった当番表では、私の班はもう一回当番がある。そして期限はイチョウの葉が無くなるまで、ともある。木の枝には葉っぱはほとんど残っていない。
それぞれ竹箒や箕などの道具を自治会館の後ろにかたづけて皆がゆるゆる集まって来た。お疲れさまでした、と班長や地区長が言うだろうというとき、もう、当番は今日でおしまいだろう。うちから2軒先の男性が言う。参加者は男性が4人で女性が4人。いつもより女性の割合が多い。もういいんじゃないかねえ、隣の家の男性が言う。葉が無くなるまでって書いてありましたよね、ちょっと離れたところの女性が言う。日、月、火曜日であと2日、当番が一周する。俺らは今日まででいいんじゃないか、3軒先の男性が言う。男性たちはもう終わりと言ってもらいたい様子だ。「葉が無くなったら終わり」と書いてあったからといって、自分の判断で当番に出ていかないと、なにか言われると思い、上の人、班長や地区長に決めてもらいたい。決まっていれば、それに従ったという理由ができる。
そんなの木を見て自分で決めればいいじゃん、と私は思う。たまたま地区長のうちは今日は女性が出てきていて、Tさんが男性たちの気持ちを汲んで、じゃあ、今日までっていうことですね、とにこにこしながら言う。Nちゃんに言っといてよ、2軒先の男性が言う。NさんはTさんの夫だ。何しろ男性たちはこの地区で生まれ育って、年齢は違っても子供のころからの知り合いだ。はい。Tさんは笑いながら答えた。それじゃあ、お疲れさまでした。

午前中は、カーテンを4枚洗って、カーテン回りをきれいにする。
午後は、食器棚をきれいにした。棚の中の食器を順に全部出して、棚を拭いて、また食器をしまう。もう住んでる人が少ないから、こんなに食器いらないんだよな。でも、子供が使っていた食器は捨てられないし、お客さんがくるのかねえ、と、使いそうもない食器を捨てずにしまうのを繰り返していくと、むなしい気持ちが広がってくる。お腹はそれほど空いてないけど、パンケーキが食べたくなり、作って食べる。溶かしバターを生地に入れたリッチなパンケーキだ。食べて解消するタイプ。