5月2日(火)福間健二さんの訃報

きのうは、12時からMさんとロックランズで登る。マンスリールートのセット日だ。壁もペンキで塗り替えられてカッコいい。濃いグレーだ。ホールドの色が映える。ソラさんに、「試登に来たんでしょ」と言われる。

「テン台だったらわかりますよ」と言ったら苦笑していた。易しい5.10のa、b、c、dの差はわかるということ。

ピンクバー5.11cにトライしたが、最終ホールド取れず。お買い得の5.12aを触ってみる。大会前だから、難しいのにトライして、少しは体を慣らそうとした。Eさんも来た。お連れの方に頑張ってください、と言われても、はあ、とあいまいに笑うだけ。がんばるけど、自信がない。

登り終えて、更衣室でツイッターをチェックして、福間健二さんの訃報を知り、衝撃を受ける。ときどき泣きそうになったり、ひとりごとをつぶやきながら、帰りの運転をする。亡くなった4月26日は、私は何をしていただろう。K子さんは大丈夫だろうか。

私はファンだった。だったという過去形が悲しい。ファンだ。映画や詩のトークイベントには必ず参加しようと決めていた。しかし、こういう手前勝手なことは、厳粛な死の際には控えるべきと思い、ご冥福をただ祈る。