6月6日(火)「シン・LOVE&PEACEの日常」

きのうは、京橋のギャラリィKに、グループ展を観に行った。「シン・LOVE&PEACEの日常」宇留野さんと古賀さんがいた。3、40分話をした。
宇留野さんは、壁に幾何学模様のシリーズではなくて、「るため」シリーズの作品だった。古賀さんの作品は、支持体を木で作って、すっきり自立しているよう。立方体をたくさん、円筒形を予感させるように置いて、置き方がわざと整然としていない。そろっているようでそろっていないところが作者としては大事らしい。

川村君と小島さんと菅谷さんと椎名さん。椎名さんは今回初めての参加だ。色遣いがきれいだった。それぞれ自分の表現を積み上げてきている。

 

平面でも立体でも、このかたちは〇〇を表すつもりでこうしていて、と平和とか妨害とか係累とかの抽象名詞や、整っているようでそうじゃないという状態の表象などの作者の意図がある。

この場合、制作した作品にわりと具体的な意図を込めている。なんか新鮮だった。

色形の面白さを追求する作品もある。純粋抽象と言っても、色形の文法を自分で作り上げているのかもしれない。新しい言語を創るようなものだ。

 

いや、創造は一人ひとりが自分の新しい言語を創るようなものだ。わりと具体的な名詞を表すのは、具体的寄りの新しい言語だからかもしれない。