きのうは、朝6時ごろから墓参りのはずが、T夫の作業の都合で8時からになる。歩いて塚と観音と二つの墓所とお寺を周るはずが、車で一か所の墓所だけになる。T夫が、これでいいや、と言ってそうなった。
わたしも、三度三度食べるものを13の盃に取り分けて供えることをしていない。親や子どもがいたら違ったかもしれないが、夫婦二人だけだからな。こうして、慣習がなくなっていく。
あとは家にいた。
思い出した。
お盆の時期に田んぼなどで農作業をしていると、帰ってきている先祖の霊に鎌で足を切られるから、してはいけない、と義母が言っていた。
この時期くらいは作業を休めということだ。暑い盛り、体を壊さないようにということなのだろう。農作業を休んで初めて、お盆にすることができるということもあるかもしれない。