7月8日(水)泥縄で可笑しい

 きのうの午前中は、松山下体育館でクライミングをした。
コロナ前は、ホールドを取りに行くのに怖くて手が出しづらいところがいくつかあった。遠いように思えたし、体勢が取りづらかった。きのうはそのうちの一つが怖くなかった。取りに行って手を出して取れなかったら落ちればいい。傾斜がある(かぶっている)から、落ちた反動で壁にぶつかるようなことはない。
 ホールドは取れた。下にいた人の声が聞こえてきた。「遠そうだねえ」。そう、腕をブーンと振って伸ばした。うまい人は軽々と取る。遠そうにはとらない。私は大回りをしていた。壁から体が離れていた。もっと壁に近づいてシュっと取りたい。
 怖くないのは、自分を乗せたから、とちょっと思った。バイトで、子供たちのやる気をひきだすというか、学習に向かわせるには、こちらでリズムよく話をしてほいほいとそれに乗ってもらう。ノリがいい、というやつ。リズムよくできる感じを作ってそこにノッていけばいいんだ。角度を変えれば、ポジティブイメージって、こと?

 午後は、夫の友人夫妻が遊びに来た。一昨日の夕方夫から聞いた。体育館から帰ってシャワーを浴びて冷凍してあったハンバーグをレンチンしてキャベツの千切りとともに食べた。夕食の鳥手羽の煮込みを仕込んでいたら、夫が出荷から帰ってきた。ワイパーで廊下を掃除し始める。1時半にいらっしゃると言う。その時点で1時20分。大急ぎで掃除機をかけて、トイレを掃除した。まったく泥縄だわ、と可笑しくなる。少し遅れていらっしゃったので、セーフ。

 夫妻から素敵なお土産をいただいた。楽しくおしゃべりした。帰られてから、モスに行った。