8月17日(火)インプラントの土台作り

きのうは、午前中お盆の祭壇を片付けた。ついでに、おじいさんの部屋も少し片づける。昼に、歯科へ。インプラントの土台作りの手術を受ける。
麻酔がしっかり効いているとはいえ、二人の顔が目の上にあるのは、たいそうなことをしているみたいで、状況として怖い。院長先生が施術して、いつも担当してくれる先生が補助して学んでいる。たまに薄眼を開けてみていた。途中、痛くないですか、と看護師さん(助手さん?)。麻酔の効き目を確認している。これから核心だろうと、ナーバスになる。院長先生が、よしOKとか、すみません、ずっと口を開けているのは大変ですよねとか、もう少しですよとか、とか、やさしく確実な声色で、ときどき声をかける。安心させようとする院長先生の調子に乗っかろうという気になる。何かを削るとき、振動が頭蓋骨を震わして一瞬気が遠くなりそうになるが、負けない、と踏ん張った。
私の口の周りに糸がもにゅもにゅ触れていたとき、血と混ぜて入れれば骨ができるのは当然なので、シート(と言ったかな)の上からしっかり縫うことが大切、というようなことを、院長先生が担当の先生に言っていた。ちょっと英単語が混じってたけど、状況で、分かる。
施術がすべて終わって説明のとき、治療椅子にすわったまま振りかえって院長先生の顔をまともに見た。マスクとフェイスガードと目に特別なレンズをつけていて、目しかわからなかったけど、聡明そうな方だった。
会計を終え、私は頑張ったよ、と心の中で繰り返しながら帰る。

午後は、海外の通販サイトでロープとクリックアップを買った。

施術したところがじくじくと痛い。血のせいで、口の中が少ししょっぱい。血が出るようになっていて、それがかたまって蓋をするようになり、そのあと、骨の形成を促すそうだ。