10月20日(木)スクール、年配の方々

きのうは、ロックランズでスクール。13時から15時まで。前回教えてもらった通りやってみたけど、すぐにテンションしてしまった。核心を前回ほどじゃないけど、何回もやった。上にのびて右手を出す。伸びる時、なるべく壁にくっつく。なんなら膝を曲げて重心を落として安定させる。重心を落とすのは、Sさんがやっているのを見て、先生が言った。私も見ていたけど、どう体を動かしているのか分からなかった。ボルダーでやることらしい。

来週リード壁の(部分)ルート替えがある。ルートが無くなる前にやりましょう、ということでスクール日を変更したけど、核心が取れるかどうか心もとない。

スクール後、Iさんと2本登る。Iさんは、年配の方と来ていた。その方を、以前からTでされている長老です、と紹介してくれた。Iさんが、いくつになりましたっけ、と長老にお年を聞いたら79歳と答えた。すごいすごい、と私。長老はちょうど近くにいた白髪が美しい女性を振り返り、この方は一緒の山岳会にいた方ですが、90歳です、80歳からクライミングを始めて、そのとき周りの人にクライミングをすることを相談したら一人しか賛成してもらえなかったということですが、――ぼくなんかひよっこです、と言った。もうびっくり。90歳の女性は、ウェーブがかかっている白髪のミディアムヘアで、グレーのレギンスを履いた足がスラッと細くて、明るい黄色のTシャツを着ていた。姿勢もいい。

それをそばにいた先生に話したら、90、と目を丸くしていた。じゃあ僕はあと65年登れるってことですかね。そうですね、5.15があれば登れちゃいますね、と私。いや、ずっと登っていると故障もあるからそれは難しい、とまともな答えが返ってきた。