9月12日(月)全日本マスターズクライミング選手権大会2022

きのうは、全日本マスターズクライミング選手権大会2022だった。コロナで2回中止になって、3年ぶりの開催だ。前回前々回その前とずっと出ている方と会えたが、体調を崩したり、コロナの影響で仕事の状況が変わったりで、出場を見送る方もいた。

会場の松山下体育館に来るのに車を運転しているとき、心臓がどきどきしてきて、あ、緊張していると思った。オンサイトの練習をしてこなかった。簡単なところでなにかやらかしそうで、緊張するのだ。練習は試合のように、試合は練習のように、と言われたことを思い出したけど、大会当日である。

9時から9時半で受付。知り合いの人がいっぱいいて、楽しい。受付に一緒に並んだSさんが、私、緊張して手汗をかいてるの、と言ったりする。わたしも、とか、話をしていてちょっと紛れた。
マスタークラス女子1本目のルートは、マスタークラス男子1本目とファンクラス2本目と共通だ。競技開始が12:20で、午前中は男子の登りを見たり応援したり、周りの人とおしゃべりしてゆっくりしていた。いろいろな人に、頑張って、応援してる、と言われて、気恥しい。下の方をむいて、頑張りますけど…と応える。競技開始1時間ほど前にウォーミング用にボルダー壁で、2周やったら、腕がパンプした。糖分摂取のためにゼリーとおせんべいと一口和菓子を食べた。

数人と一緒にいる時に、どのように登るのか、自分が不安な個所を言ってみると、それぞれ思っていることを話してくれる。デモビデオで登った方はセッターだしすごく強い男性で、あの方にとってはどんなホールドでもガバだろう、と笑い合う。私は核心の解決はたいして言えないが、既知のホールドがルートに多いので、あのボテは割と持てる、とかホールドの様子を伝えることが出来る。相談しあうのは楽しい。2本目が難しそう、とはいえ、とりあえずは1本目に言及した。

1本目の競技順は2番。完登できなかった。最後の一つ手前のホールドで、急に手が疲れているのに気が付いた。割と高いところまでいけたのは、既知のホールドがほとんどだったからだ。完登者は7人。2本目で成績が決まる、あるいはタイム差かな、と周りの人と話した。

昼食を取る。

2本目は14:30から。やはり、不安なところを数人で確認あった。競技順は7番。私は、最大の核心と思われたところに行きつかなかった。
Hさんは、外岩の方が好きというような自己紹介文がMCによって読まれたが、数か所、デモビデオの通りの登り方ではなくて、自分のやり方で登っていった。素晴らしい。さすが外岩の達人だ。外岩は、自分で手を掛けたり足を置いたりする箇所を探して登っていく。

競技が終了して、表彰式があり、記念撮影して、副賞の品もいただいた。

片付けがほぼ終わったあと、登りたい人が残って自由に登った。ファンクラスのルートとマスタークラス女子2本目のルートを登ってみた。女子2本目は5.12bの設定だったそうだ。ちなみに1本目は5.11b。

2本目の落ちたところのホールドがまた取れない。実力通りの成績だった。何度かやって、触ることはできた。大会ルートは残すから、ルート替えまで5カ月くらい練習できる。

18時半ごろ帰る。