11月15日(火)知人の個展・別の知人の団体展

きのうは、午前中は書類の整理。昼頃、表参道の画廊に、知人の個展を訪ねる。プロの画家だ。ずっと描いていると、見せる絵、生活を彩る絵になっていくのか。私が見慣れてきたのかな。失礼な話だけど、こういうのがちょっとあんまり、という要素が無くなってきているように思う。続けることがいかに重要かということ。

そのあと、上野に行って遅い昼食を食べ、都美術館の団体展を観る。画廊の人とは別の知人の作品が展示されている。その人の絵は、かっちりした画面で、精確な静物。うまい。以前の、揺らぎを注視して定着させようとしていた次の段階であるよう。暖かみのある壁に静物をギュッと塗り込んだような心地よさ、と最初思ったけど、多分、静物が磨き込まれたように描かれているからだ。

その団体展のほかの作品では、大木が土に根を張るモチーフがわりとあるのに気がついた。T夫に話したら、あるある、と言っていた。