11月16日(水)かける言葉

きのうは、午前中、松山下体育館で2時間クライミング

午後はバイト。

 

知人のご子息夫妻の初めてのお子さんが、生まれてすぐ病気になったことがラインのグループで知人によって書かれ、「返信要らないですよ、孫を見守っています」とのことで、グループのメンバーたちは静観していた。そして生後4日目にお孫さんは亡くなった。

「みなさん、葬儀は無事終わり、……天国に行くことができたと思います。応援してもらったりありがとうございました。……世界一頑張り屋さんな親孝行の娘でした。また会える日までお別れですが、また会える日を楽しみにしています。……天国の皆さん、うちの子としてまた生まれ変わってくれるまで、お世話をお願いします。」という、知人のご子息のメッセージが知人の引用によってラインに載り、「いつか笑顔でまた会いましょうね」と知人が結んだ。

かける言葉もない、というのは、相手の心情を慮り、負担にならないよう自分の気持ちを伝えるのを控えることだ、と思う。そもそも、自分の言葉で相手が心安らいでくれるとはわたしには思えない。まさに見守ることしかできない。私のは対処療法で、紋切り型。紋切り型は悪いことではないと思っている。皆人はこれしか言いようがないことがある。でも、宗教や哲学の言葉は、心やすらぐ根本治療となるようにも思う。持っていない者の勝手な想像かもしれないが。