7月14日(火)ネズミと蛇とどっちがいい?

 きのうは午後、ロッキーに行く。1時間半くらいボルダリング。できないところはできない。以前できなかった課題がまたできなかった。課題を落とすには、そればかりに絞ってトライするしかない。そうすれば最適ムーブを見出せ、体も慣れてくるだろう。易しめを全部やるというトレーニングもあるけど、どちらがいいんだろう。易しめを1~2周する方は持久力のためで、一課題集中はボルダリングのムーブと筋力のためになる。

 

 夕食時に、黙って食べていた夫が言った。「そうだ、ネズミと蛇とどっちがいい? 蛇は毒がないやつで」
うーん、数秒考えて私は答えた。「道に蛇がいても、あら蛇がいるわ、て、平気だけど、家で蛇を見たらこわいなあ。家の中で鉢合わせたら、ぎょっとする。ネズミも突然いたら、ドキッとする」
 2週間前、納屋でネズミの顔を見てしまった。2月ごろから納屋に接着剤のついたネズミ捕り(ネズミほいほいと呼んでいる)を仕掛けて、通算14匹かかっている。一匹ネズミほいほいに張り付いているのを発見してしまったことがある。14匹も捕ったのだからもういないだろうと夫と話していた。そのあとで見たのが2週間前だ。奴は隙間にいてすぐ逃げた。
 夫が言う。「納屋に蛇がいたんだ。隙間に丸い頭があってネズミかなと思ったら、ちょろちょろ舌をだしてて。電気を点けなかったから薄暗くて、最初よくわからなかった。ネズミを食べに来ているんだな。小さいネズミだったら丸呑みできるだろ、大きい奴も顎を外せば食べられるかな」夫は続ける。「納屋に入るときは、人間が入ります、と知らせる意味で明るくした方がいいな。蛇はおとなしいから人間が来たら逃げるから」
 電灯のスイッチは上から垂れ下がった紐なのだが、納屋に入って3歩くらい進まないと紐まで手が届かない。蛇がいたというのは奥の方隙間なのだが、その3歩の間になにかいたらと思うとちょっとこわい。ラジオでも持ってにぎやかに入ろうか。