12月24日(木)葛西駅すぐのカレー屋

 きのうは、M氏とロックランズに行く。

 その前に、待ち合わせて、葛西駅からすぐのカレー屋でランチをした。ドアを開けたら、まだやってなかった。時計を見ると開店時間の2分前。でもお店の人がどうぞと招き入れてくれた。ウエイターも厨房の人もインド系だ。エアコンをつけたばかりらしく、外よりは少し暖かい程度だ。ランチはカレー二種とサラダとナンとドリンクのセット。ナンかご飯はお替り一回無料。たいへんリーズナブル。カレーはサグとシーフード、飲み物は紅茶(スパイスティ―)にした。客はわたしたち二人以外誰も入ってこない。静かだ。食材が入っているらしい野菜が見える袋を持ったインド系の人が二人、ドアから入って厨房に行っただけだ。私たちは4人掛けのテーブルにはす向かいに座り、テーブルに置いてあるナプキンを一枚取って、手元に置いた。M氏の真似をした。しゃべるときはそれを口に当てて、下に息が行くようにした。東京だからな。食べていると、辛さはどうですか、とウエイターが聞いてきた。辛さがえらべるのだ。私はノーマル、M氏はその上のレベルを頼んでいた。私は、ちょうどいいですよ、と答えた。M氏は、おいしいけど、なんならもう少し辛くてもいい、と言った。少しして、赤っぽい黄土色の液体が入った小皿とスプーンを持ってきて、辛いのです、よかったらこれ入れてください、と言った。そのあとも、ナンのお替りいかがですか、と聞いてきた。焼きたてのナンはシュルシュルおなかに入るのでもう一枚行けそうだったけど、登るので、やめておいた。

M氏は、私、考えを改めたわ。飲食店って大変なのね。コロナで、飲食店が夜遅くまでやっているから感染がなくならないと思っていたけど。私あまり外で食事しないから、よく知らなかった。
飲食店の厳しさを、店員ばかりでひと気のないカレー屋で知ったようだ。
帰り際、お金を払っていると、一人の日系の男性が入ってきて奥のテーブルに座った。

少し歩くとお腹がズドンと重くなり、わりに食べたと感じた。それを言うと、M氏も、私も、と言った。ナンをお替りしなくてよかった。

ロックランズでは、1時前から4時過ぎまで登る。