8月24日(火)雷雨

きのうは、午前中は歯科医院へ。抜糸した。院長先生が、空が真っ黒、といいながら治療椅子に来た。治療が終わったころ、豪雨が降りだした。車は医院の建物近くに駐車しているのだが、1歩外に出るとずぶぬれになりそうだった。2、30分で雨が弱くなるので、待合室で待っていてください、と医院の人が言ってくれた。スマホで雨雲を確認した。外の様子を見ようと窓辺に立つ。稲光を何度も見た。縦に走る光を見るたび「お」と声が出てしまう。雷光と雷鳴との間が1秒くらいだ、ここから400メートルくらいかな、近いな。パソコンが雷で壊れませんように、電源コードを挿したままだ。
窓外のすぐ前が大きなリクガメの敷地で、一匹、雨にかまわずゆっくり水たまりを歩いていた。二つの前肢を壁にかけてつかまり立ちして、頭を高いこところに伸ばして上を覗き見たりしている。リクガメの頭というか首って意外と長いんだな。
幼稚園年長くらいの女児と母親が、治療室から出てきて待合室の椅子に座っていた。すごい雨だねえ待っていようね。雷鳴のときお腹を押さえた女児に、そうそう、と母親は微笑んだ。女児が私の近くに来た、雨降ってるねえ、半分独り言のように女の子に言ってみる。雨に降り込められた一体感が少しある。女の子はなにも言わず外を見ていた。そのうち母親のところに戻った。雨が普通の降りになってきた。でも雷は鳴っていた。近くもないが遠くもない。帰ろう。独り言を言って、医院を出た。

午後は、モスバーガーで過ごす。