8月11日(金・祝)棚の設置 

きのうは、棚を設置した。
二人で物を置いているパソコンデスクがあった。天板部分を半分に分けて、T夫のエリアには2台めのデスクトップと周りに筆記用具が散乱していて、半分の私のエリアには、ケースに入った化粧品が乗っていた。写真立て(フォトフレーム)と天満宮の牛の置物でエリアを区切っていた。椅子や足を入れる空間は、T夫の持ち物、本と服と帽子と粗品と書類と案内状とカタログとカバンとトートバッグなどが無造作に堆積して、すべてを塞いでいた。
棚は整頓のために、サイズを私が決めて、T夫に作ってもらった。A4のファイルと収納の引きだしが入る高さの段を2つ重ねただけのものだ。概略図を描いた紙を渡してから、製作を始めるまで1年以上かかった。出来上がったらすぐ設置すると思ったら、半年かかった。
T夫の仕事が忙しいとわかっているから、催促しなかったのだけど、私はずっと片付けたかった。
T夫は、物をどんどん載せていく。彼の机は広く、天板は305㎝×75㎝だ。収納場所を決めて片付ければ、そこでなんでもできるのに。そんなことは思ってもみないという風情で、彼は自分の机の上が物で埋まると、一つ目のデスクトップとプリンターが置いてある机で、キーボードを立ててスペースを作ったり、座敷の座卓や食卓で作業を始める。彼は王蟲のごとく、ひたすら散らかったエリアを拡大していく。私がきれいにしたところは、王蟲に侵攻されないよう気を付けねばならない。

二人の時間を調整して、2時半から設置して自分のものを片付けた。T夫は、2/3を捨てて、1/3はかごに入れた。ひととおり、棚周辺はきれいになった。

ファイルとか収納の箱とか、買ってくるよ、と私が言っても、彼は生返事だ。こうやって、物の住所を作らないで、整頓されない物が入るかごが増えていく。

彼の自主性を尊重しているんだけど、最近は、全面的に干渉して、私が全部やるしかないかとあきらめ気味だ。